軽さと柔軟性を合わせ持つ地震に強い外壁|外断熱塗り壁工法
オメガシステムの外断熱塗り壁工法は、耐震性が高い外壁の条件をクリアしています
住宅には地震に対する強さ=「耐震性」が必要です。
地震に強い外壁の条件は、2つあります。
「外壁が建物に負荷を与えない」
「揺れによって外壁自体が割れない」
オメガシステムのオメガ通気ボード・オメガ断熱ボードはこの2点をクリアした外壁です。
オメガジャパンの外断熱塗り壁工法の地震の強さの解説①~外壁が建物に負荷を与えない~
地震に強い外壁材と聞いて、どんな特徴を思い浮かべるでしょうか。
ずっしりと重い壁?
それとも軽い壁?
イメージでは、ずっしりと重くて固い壁の方が「強い家」のように感じるかもしれません。
しかし実際には、木造住宅の外壁としては、断然「軽い壁」の方が「地震に強い家」なのです。
どうして軽い壁の方が地震に強い家なのか?
「地震力」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
地震が建物に作用する力・・・「破壊力」という言葉に置きかえるとわかりやすいかもしれません。
「地震力」を表す数式があります。
P地震力=K(水平震度)×W(建物質量)
地震の規模はマグニチュードで表され、地震の強さは震度として数値化されます。住宅の地震力は、地震の震度に建物の重さを掛けた値になります。
「地震力は建物重量に比例する」ということが言えます。
重い外壁の方が地震力が大きく、軽い外壁の方が地震力が小さい・・・
軽い壁の方が、「地震に強い家」とうことになります。
地震力で比べるオメガシステムの外壁とサイディングの外壁
*一般的な外壁(パワーボードやサイディング)の場合
重量:20㎏/㎡
外壁面積200㎡で考えると・・・4,000㎏=4t
家自体が4tの外壁を持っている、ということになります。
*「オメガシステム」の外断熱塗り壁工法の外壁の場合
重量:5㎏/㎡
外壁面積200㎡で考えると・・・1,000㎏=1t
パワーボード・サイディングの外壁の場合の4分の1
重さが4分の1ということは、外壁が建物に与える衝撃が4分の1に減る、ということになります。
どちらが耐震性に優れているか、おわかりですね。
オメガジャパンの外断熱塗り壁工法の地震の強さの解説②~揺れによって外壁自体が割れない~
オメガボードの素材はクッション性が高いEPS
EPSの柔軟性が地震の揺れの衝撃を減らしてくれます。
そして、そのEPSをファイバーメッシュがギプスのように包み込む構造になっており、割れを防いでいます。
さらに仕上げに使用する塗り壁材自体にも柔軟性があるため、割れることはありません。
このようにして、継ぎ目のない、クラックに強い外壁ができあがります。
オメガシステムの塗り壁工法を使用した住宅の耐震性の実績
2004年から全国販売を開始して以来、北海道から沖縄まで、累計3,000棟、オメガシステムの塗り壁工法の施工実績がありますが、
2011年の東北の震災、2014年の熊本の震災でも被害報告を受けていません。
サイディングから塗り壁へ・・・耐震リフォームにも対応できる外断熱塗り壁工法
オメガシステムの外断熱塗り壁工法の外壁は木造住宅の外壁リフォームにも採用されています。
サイディングをはがした後に、オメガボードをはり、塗り壁で仕上げた外壁です。
継ぎ目がなく一体化した外壁は、耐震性の高さに加えて、すっきりとしたデザイン性が高いということも見てとれます。
壁の継ぎ目がないため、高い防水性を有し、コーキングの打ち替えも不要なため、ランニングコストも低く抑えられる、理想の外壁と言えるでしょう。