壁内結露対策がされている塗り壁

壁内結露は恐ろしい

「冬の窓に水滴が付く」ような目に見える部分での結露を表面結露と呼びます。これらは拭けば良いのですが、厄介なのは見えない部分での結露です。

見えない部分で発生する結露を内部結露と呼び、壁の中や床下の内部に水滴が発生します。

特に壁の中の結露は大きな問題です。というのも、壁内結露は建物の構造を劣化させ、家の耐久性を損なう要因の1つになっているからです。

建物の耐久性を高めるという意味では結露対策は非常に重要な点です。

湿気や結露対策がされたオメガシステム

当社では壁内結露に対策された外壁「オメガシステム」を取り扱っています。

オメガシステムは、2種類の専用の下地ボードから選択できる塗り壁の外壁です。

  • ①通気層がついた通気ボード(長期優良住宅対応)
  • ②排湿層がついた断熱ボード(ZEH、認定邸炭素住宅対応)

 

それぞれ、外壁(塗り壁)の下地になるボードです。大きな特徴は、ボード自体に通気層や排湿層が形成されていることです。

①オメガ通気ボード

オメガ通気ボードには凹凸があるので、そのまま貼るだけで通気層(18mm)が形成されます。

通気層により湿気や結露した水分は排出されるため、結露による構造の劣化を抑えることができます。

(サイディングの通気工法で必須である胴縁を施工する必要がありませんので大きく工期短縮することも可能です)

②オメガ断熱ボード

オメガ断熱ボードは、波上に形成された空気層(排湿層)があるため、壁内に侵入した雨水や湿気を排出します。

さらにオメガ断熱ボードは、断熱性を持ち合わせているため、付加断熱として断熱性能を強化することも可能です。

世界から見ると遅れている日本の住宅の断熱性ですが、断熱基準の義務化などで建物の断熱性能の強化が必要になってきています。

オメガ断熱ボードは結露対策もしながら断熱性も向上できる優秀な外壁システムであると言えます。

オメガシステムについての詳細はこちらをご覧ください。

外張り断熱と塗り壁が特徴の断熱・通気ボード「オメガボード」

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