塗り壁における可とう性とは?
塗り壁における可とう性とは?
近年、自然素材の人気もあり、塗り壁を選択する人が増えています。
塗り壁は、左官職人の手によって施工されるため表情があり非常に美しい外壁です。
しかし、塗り壁は他の外壁とくらべてクラック(ひび)が入りやすいというデメリットがあります。
そのためには、クラックしにくくなる「可とう性」を高くすることがとても重要です。
可とう性とは
可とう性とは「物質がしなやかにたわむ性質」のことです。
例えば地震などによって建物が揺れて躯体に力が加わった場合、揺れに合わせて構造が変形します。構造と外壁は一体となっていますから同様に変形するような力がかかるため、塗り壁にクラックが発生してしまいます。
「可とう性」が高い塗り壁は、変形に合わせて追従するよう動くことができるため、クラックの発生を防ぐことができるようになります。
例えば、ストレッチ素材のパンツを履いて足を曲げりすると、足のシルエットにフィットしたまま伸び縮みしてくれますよね。
これと同様に揺れによる変形に合わせて、塗り壁もたわんでくれるのです。
可とう性のある塗り壁のメリット
ヒビ割れが少なく美しさが長持ち
塗り壁は職人が手で仕上げるため美しい反面、クラックが発生すると目立ってしまいます。
軽微なクラックが直ちに耐久性の直結するわけではありませんが、なるべくクラックは防ぎたいですよね。
そこで可とう性の高い塗り壁を使うことで、クラックを抑えることができ、なおかつ美しさを保つことができます。
外壁は建物を印象づける大事な要素ですので、塗り壁を選ぶ際には可とう性にも着目して選んでみましょう。
可とう性の高い塗り壁
当社が取り扱っている塗り壁「J-COLORS」は可とう性が高いことが特徴の1つです。
画像のように力を加えても、割れたりすることはありません。
伸縮・追従性があるため、たわみに強くクラックしにくい塗り壁になっています。
他にもJ-COLORSには以下のような特徴があります。
- 多様なバリエーション
- 藻やカビに対する防汚性
- 高い耐候性、耐褪色性能
- 骨材ブレンド・調色を済ませてお届け
詳しくはこちらの製品ページからご確認ください。