2021.07.16

【施工事例】遮熱の黒といえばJカラーのクールブラック~デメリットを解消したブラックの塗り壁|注文住宅の塗り壁

塗り壁というと「白系」が定番カラーですが、ここ最近、おしゃれでかっこいい家、クールな感じにしたい、アイアンやモルタル調を使ったインダストリアルスタイルに合わせたい…という希望が増え、それにともない「黒色 ブラック」の人気が高まってきています。

 

9571 クールブラック

「Jカラー」 カラー番号9571 CoolBlack(クールブラック)

マンセル値:H/V/C 5.07P/2.62/0.11

黒の中でも濃すぎない黒なので、重くなりすぎず、周囲の環境にも溶け込みやすいブラックです。

※ご紹介している画像は、撮影時の天候・光の具合で実際の色味とは変わって見えている場合があります。

 

かっこよくておしゃれ…だけじゃないブラックの外壁

 

黒色のイメージとしては「おしゃれ」「かっこいい」「クール」「スタイリッシュ」ということがあげられます。

家の外壁に黒を使う場合には、これに加えて「重厚感」「高級感」「個性的」というイメージもプラスされます。

そして、「黒ずみ汚れが目立ちにくい」というメリットもあります。

様々な魅力を表現できる「黒」を使った施工例をいくつかご紹介させていただきます。

画像提供:有限会社喜々津ホーム様、有限会社渡建様、ウイングホーム㈱様

黒×白 スタイリッシュな配色

正面2階部分を黒、1階ポーチ部分を白、サイドに黒と木製のパネルを配置。

縦と横の線からなるシンプルな構造が配色でとてもスタイリッシュな外観に仕上げられています。

サイドから見ると、斜めの塗りわけがよりスッキリとした印象に。

見ていてすがすがしくなる配色でとても素敵です。

黒×白 上部に白を配置して軽快に

こちらは南面の上部に白を使っています。

白が上に配置されることで軽やかさ感じられます。窓の配置と配色で、親しみも感じさせてくれる外観です。

黒×緑×木目調 

Jカラーのクールブラックは自然のグリーンとの相性がとても良く、シンボルツリーや芝生のグリーンもよく映えます。

こちらの家の場合、木目調の玄関ドアが採用されているところと、ポーチの軒天を「白」にしているのもポイントです。

ブラックの中に木目と白が加わることで、柔らかく落ち着いた印象になります。かっこいいけどいかつくなりすぎない方がいいなという場合は、自然の色や淡い色を加えることで好みのイメージを作ることができます。

 

表情のあるブラック

シンプルかつブラックの塗り壁が存在感を放つ平屋。

配色の少ないブラックの壁ですが、重たくのっぺりした印象はまったく感じられません。

 

よく見ると、仕上がり面に表情があるのがわかります。

骨材サイズ(Texture)の違い

上の外壁はJカラーシリーズの中の「J TEX (Jテックス)」というテクスチャーのクールブラックを使用しています。

標準として採用が多いのは「J MALIBU(Jマリブ)」ですが、「J TEX(Jテックス)」にはあらかじめ少し大きめの骨材が配合されているため、ラフにざっくり塗った場合でも、表情がつくのが特徴です。

 

白×黒×ブラウン 重厚感のあるモノトーンの家

白色の壁がメインで一部に黒を配色したパターン。下に黒を使用することで安定感が出て、大人っぽい重厚感のある仕上がりに。

濃いめブラウンの板張りとの相性も良く、絶妙な色の配分で落ち着いた印象にまとまっています。

※こちらの外壁に使用されている白色の塗り壁はオメガジャパンの漆喰whitewall(ホワイトウォール)。マットな白が高級感を感じさせてくれます。

ホワイトウォール、白系の外壁については、また別の記事でご紹介させていただきたいと思います。

黒×赤 オリジナリティのあるクールな外観

かっこよさを追求したキューブ型の家。

「パキっとした赤」は塗り壁材では作ることが難しいカラーです。そこで、玄関ドアを赤色にすることで黒×赤の配色を実現。お施主様の個性、好きを見事に表現したとことんCoolでかっこいい外観に仕上がっています。

黒に何色を合わせるか、どんな素材を合わせるかで、同じ黒色を使った場合でもその家ごとの個性、こだわりを演出することができるのもメリットのひとつと言えるでしょう。

黒色の外壁は傷みやすい??

ただやはり、黒は熱を吸収しやすいから、熱くなって壁が傷んでしまうのでは??という心配が一般的にあります。

Jカラーの黒 クールブラックはその心配をクリアしています。

Jカラーは遮熱が基本

遮熱塗料の性能を表す指標に「近赤外日射反射率(%)」というものがあります。

近赤外線(波長領域780nm〜2500nm電磁波)を反射する能力のことです。

数値が高いほど遮熱性能が高いとされます。

【Jカラーの場合】

9202SNOW 80.6・・・パキっとした白

9440MeltingSnow 52.7・・・ややグレーがかった柔らかい白

9250SandStorm 41.4・・・薄めのグレー

白や淡い色は日射反射率(%)が高くなっています。

※非遮熱仕様の黒色 4.3

反射能力が低く、太陽光を吸収し、建物の断熱性能を損ね外壁の劣化を招くリスクは免れません。

9571CoolBlack(クールブラック) 62.1

遮熱性の高い顔料で作られているJカラーのクールブラックはそのリスクを解消していますので、安心してご使用いただけます。

Jカラーを試してみたい、実際に見てみたいという場合は、塗り板サンプル(29㎝×24.5㎝)や実物サンプル(商品練りサンプル200g程度)ご用意いたしますので、ご希望の方はフォームからお気軽にご連絡ください。

 

Jカラー53色

これについて詳しく知りたい!この色の事例が見たい!等、気になることがございましたらお気軽にご連絡いただけましたら幸いです。

 

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